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腰痛の原因と治療法

  • 執筆者の写真: iyasakamisato
    iyasakamisato
  • 4月4日
  • 読了時間: 2分

人間が猿から進化し二足歩行を始めたことで、腰痛は多くの方にとって悩みの種となりました。二足歩行は上半身を腰部の骨で支えることを意味し、その負荷は非常に大きいです。


立つ、歩く姿勢も大変ですが、特に負担がかかるのは座っている時です。股関節は球関節で360度回転可能で、動きの幅が広いのは良いことですが、普段の姿勢に注意しないと、骨盤から上半身にかけて骨格が歪んで、さまざまな問題を引き起こす原因となります。


例えば、いつも同じ足を組む癖があると、腰痛だけでなく坐骨神経痛の原因にもなりかねません。


さまざまな病気や怪我がありますが、それらはある種のサインではないでしょうか。病気や怪我は「身体の使い方が間違っていますよ」と教えてくれるメッセージだと思います。スポーツや日常生活での繰り返し動作が理にかなっていないとき、身体が教えてくれているのです。


そのため、痛みがあるからといって安易に鎮痛剤に頼るのはどうでしょうか。痛みを隠しても、薬の効果が切れれば元の状態に戻ってしまい、また同じことを繰り返すだけです。さらに、鎮痛剤は腸内細菌を殺すため免疫力が低下し、幸せホルモンを作る腸内細菌の働きも阻害されるので、心理的にも不安定になりやすいです。


腰痛の原因は日常生活のあらゆるところに隠れているので、弥栄整骨院では患者さんの生活習慣についてアドバイスさせていただきます。しかし、治療家ができることはここまでで、あとは患者さん自身で取り組んでいただくしかありません。病気や怪我はサインであり、治療家が患者さんの「宿題」を肩代わりすることはできないからです。


でも、不安に感じる必要はありません。人生も身体も、少しずつ変わるものです。


弥栄整骨院では、腰痛予防に最も効果的なのは立位の姿勢だと考えています。具体的には、腰椎の前方向のカーブを真っすぐにするのです。言葉で説明するのは難しいですね(笑)。要は、通常S字になっている背骨をまっすぐにすることが大切です。これを身につけるのに私は1年かかりました。だいたい10ヶ月から1年くらいかかるようです。これは、伝統的な太極拳の姿勢でもあります。


ご興味のある方は、ぜひご指導させていただきますので、お気軽にお声がけください。


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