朝の1杯を、よりハッピーにするタイミングとは
- 1月1日
- 読了時間: 3分
更新日:2月4日
朝の楽しみといえば、やっぱりコーヒーですよね。
香ばしい香りにホッとしながら1日をスタートさせる…そんな習慣をお持ちの方も多いと思います。
でも実は、朝イチのコーヒー(いわゆるモーニングコーヒー)には、ちょっと注意が必要なんです。
朝の幸せホルモン「セロトニン」が鍵
私たちの体には「セロトニン」という、とても大切なホルモンがあります。
よく「幸せホルモン」と呼ばれていて、気分を安定させたり、ストレスに強くなったりする働きがあります。
そしてこのセロトニンは、朝に太陽の光を浴びることでしっかり分泌されることがわかっています。
さらにセロトニンには、もう一つ重要な役割が。
それはコルチゾル(ストレスホルモン)を抑えること。
朝、コルチゾルは自然に上がって目覚めを促してくれますが、上がりすぎるとストレス耐性が下がり、イライラしやすくなったり、疲れやすくなったりしてしまいます。
ここでセロトニンが「ちょうどいいブレーキ」になってくれるわけです。
朝のコーヒーが引き起こすこと
ところが、朝イチでコーヒーを飲むとどうなるか。
カフェインがコルチゾルの分泌をさらに促進してしまいます。つまり、朝の自然なコルチゾル上昇に、さらに上乗せされてしまう。
するとセロトニンの働きが邪魔され、せっかく朝日で増やそうとした「幸せホルモン」が十分に力を発揮できなくなってしまうのです。
セロトニンとコルチゾルは、ある意味「シーソー」のような敵対関係にあります。
片方が上がると、もう片方が下がりやすい。
だから朝のコーヒーは、
ストレスに弱くなりやすい
幸福感を感じにくくなる
という方向に体を動かしてしまう可能性があるのです。
「朝コーヒーで生産性アップ」は本当?
「朝コーヒーを飲むとシャキッとして仕事がはかどる」というのは、確かに一時的には感じます。
でもそれは、カフェインによる交感神経の興奮とコルチゾルの急上昇によるもの。
長期的には、むしろストレス耐性が下がり、疲れやすさや気分の落ち込みにつながりやすい…というのが最近の研究でわかってきています。
じゃあコーヒーはやめたほうがいいの?
いえいえ、そんなことはありません。
私自身、コーヒーは大好きですし、完全にやめるつもりはありません(笑)
大事なのは「いつ飲むか」なんです。
おすすめのコーヒータイミング
多くの研究や専門家の見解を総合すると、最もカフェインの影響が少ない時間帯は
午前9時~午後2時頃
この時間帯なら、朝のコルチゾルピークが一段落し、セロトニンの邪魔をあまりしないと言われています。
私も最近はこの時間帯に1杯だけ楽しむようにしています。
逆に
朝6~8時台のモーニングコーヒー
夜遅くのコーヒー(特に18時以降)は、どちらもホルモンバランスを崩しやすいので注意が必要です。
特に夜遅くのカフェインは、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を妨げ、睡眠の質を下げてしまいます。
大事なのは「タイミング」
食事も飲み物も、何を摂るかと同じくらいいつ摂るかがとても重要です。整骨院に来られる患者さんの中にも
「朝から疲れやすい」
「イライラしやすい」
「夜なかなか寝付けない」
というお悩みを抱えている方がとても多いのですが、
実は朝のコーヒーの習慣が一因になっているケースも少なくありません。
もちろん個人差はありますし、すべての人に当てはまるわけではありません。
でも、少し意識してみるだけで体調や気分が大きく変わることもあるんです。
コーヒー好きのあなたへ
今日から「モーニングコーヒー」を「9時以降のコーヒー」に変えてみませんか?
きっと、1日のスタートがもっと穏やかで、気持ちのいいものになるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


